16Apr
唐突な質問ですが、
あなたは便の臭いを気にしたことがありますか?
排泄物である大便は、食べたもののカスですから、当然臭いと思われていると思います。
でも、実は、良い便は臭くないものなんです。
便の臭いの元は、腐敗臭です。
便秘などで、腸内に長く留まっていれば
腐敗して臭いも強くなりますし、
悪化すると、皮膚にしみ出して
体臭にまで影響すると言われています。
また、腸内で悪玉菌が優性だと、
悪玉菌のウェルシュ菌やブドウ球菌などがタンパク質を分解して、
アンモニア、硫化水素、フェノールなどの
悪臭の元になる物質をどんどん作ってしまいます。
加えて、お肉や魚などを食べることが多いと、
肉や魚のタンパク質が、悪玉菌のエサになって、便の臭いがキツくなります。
こんな風に、腸内環境の悪化が便の臭いを強くしているのです。
これと反対に、便秘をせずスムーズに排泄ができていれば、
腸に便が留まることなく、腐敗する前に体外に出すことができます。
腸内で善玉菌が優性であれば、
善玉菌が悪玉菌の動きを抑えてくれますから、
悪玉菌の作る悪臭の元が少なくなりますし、
お肉を食べる以上に野菜も食べることで、
バランスのとれた栄養を摂ることができ、腸内の環境も良くなります。
腸内環境が良くれば、便は臭くなくなるというわけですね。
普段はあまり気にしないかもしれませんが、
便の状態を知ることで、自分が健康かどうか確認できますので、
少しだけ気にかけてみてください。
そして、臭わない便を目指しましょう。
■記事提供元サイト:便秘解消スッキリブログ