3Jan
ヨーグルトが美容や健康に良いというのはよく耳にしますが、脂肪燃焼効果も期待できるというのはご存知ですか?
その秘密はヨーグルトに含まれるカルシウム。
体内のカルシウム濃度が高い人は低い人に比べ、体脂肪が減少する傾向にある。
このような報告があるそうです。
その仕組みは、体内の脂肪燃焼にかかわるリパーゼという酵素。
このリパーゼの働きを妨げるホルモンがあり、そのホルモンの量を減らすのがカルシウムだというのです。
しかも体内で使うことのなかったカルシウムは、腸内にたまった脂肪やコレステロールを排出する働きもあるとか。
ただし、この効果を期待するには、1日900mg前後のカルシウムの摂取が必要。
その一方で、日本人のカルシウムの平均摂取量は500mg弱と、残念ながら18歳~69歳女性の1日の摂取基準の650mgにすら達していません。
皆さんがご存知のように、牛乳もカルシウム豊富な食品。
ですが実は、牛乳のカルシウムはそのままでは吸収されにくいのです。
ヨーグルトに加工することによって、そのままでは吸収されにくかったカルシウムが、乳酸菌の働きで吸収されやすい形に変化します。
またヨーグルトの乳酸菌によって腸内環境を整え、ダイエットや美肌の大敵である便秘の解消も期待できます。
いいことづくめのヨーグルトですが、日本では冷やしてデザートに食べるのが一般的。
それでは体を冷やしそうで苦手…。
そんな冷え性女子さんも多いのでは?
そんなあなたにとっておきのヨーグルトの食べ方があります。
それはホットヨーグルト。
レシピはとても簡単。
プレーンヨーグルト 1/2カップにつき、電子レンジ(500W)で1分加熱するだけ。
あとはお好みのジャムやハチミツでいただきます。
レンジであたためる前に、好みの甘味をつけて混ぜておいてもOK。
あたためることによってヨーグルトの酸味がまろやかになり、酸味が苦手な人にも食べやすくなります。
また、夏だけでなく、寒い季節にも美味しいデザートになりますね。
美味しくて綺麗になれるホットヨーグルト。
春からの朝習慣に取り入れてみませんか。
■記事提供元サイト:スギハラ食堂 -お気楽発酵手作り生活・旅日記-