16Apr
あなたは前屈して、両手の指先が床につきますか?
もし、前屈して指が床につかない…という体の硬い人には、「ジャックナイフストレッチ」をおすすめします。
このストレッチをおよそ10秒間、1セットとして、5回繰り返すだけで、思わず「おっ!」と声が出てしまうほど、即効に体の柔軟性がアップすると思います。
ぜひ、実践してみてください。
もちろん、毎日続ければ柔軟性は、さらにアップしますよ。
それでは、このストレッチのやり方ですが、至って簡単です。
1 両足を抱えてしゃがむ。この時、胸と太ももをぴったりつける。
2 両手を後ろに回し、かかとに近い両足首をそれぞれつかむ。
3 ゆっくり呼吸をしながら、両足をのばしていく。
たった、これだけです。
これは、通常の前屈を逆からしている感じですが、最初のうち、両足はのばせるところまでで結構です。
この時、両足の腿の裏側の筋肉(ハムストリングス)に痛みを感じるようなら、それは正しく実践出来ています。
実はこのジャックナイフストレッチ、このハムストリングスをストレッチするのが目的なんです。
体の硬い人の多くは、このハムストリングスが硬いんだそうです。
そして、これが腰痛を引き起こしていたり、血流や、代謝を悪くするケースにつながっているそうですよ。
これまでハムストリングスを柔らかくする有効なストレッチは無かったそうで、よくおこなわれる柔軟運動では、きついわりには、このハムストリングスをほぐす効果は、それほど無かったそうです。
ただ、このストレッチ法も万能ではありません。
前屈した時に腰が痛い人や、ヘルニアを患っている人は、逆に悪化させる場合があるそうですから、このような人はやらない方が良いそうです。
このような人には、次のようなやり方でストレッチをしてみてください。
1 仰向けに寝る。(両足は伸ばす)
2 片方の足上げて、上げた足の腿裏で両手を組み、足を抱えるようにしてください。(上げた足のひざは曲げてください)
3 上げた足のひざを、ゆっくり伸ばしていく。
こちらもたった、これだけです。
この時、先ほどと同様に上げた足の腿の裏側の筋肉(ハムストリングス)に痛みを感じるようなら、それは正しく実践出来ています。
こちらの方法は、片足づつおこなうため、実践時間が倍必要であること、そして仰向けに寝そべる場所が必要なことが欠点です。
ただ、どちらの方法もハムストリングスを柔軟にする効果がありますので、あとは好みでどちらを実践するか選択してみてください。
あなたもこのジャックナイフストレッチで、即効的に柔軟性をアップしてみませんか…。
ぜひ、お試しあれ。