4Aug
2012年ロンドンオリンピック、男子競泳平泳ぎで北島選手のメダル獲得はありませんでした。 でもなんなんだろう、この清々しさは。この感動は。
メダルを取らなくても感動を与えてくれた北島選手に惜しみない賞賛がよせられています。
高校3年生でシドニーオリンピック初出場、その後アテネ、北京オリンピックでは100メートル・200メートル共に金メダルを獲得しました。 オリンピック史上初で平泳ぎの2大会連続2種目制覇。それは日本人史上初の記録です。
今回も国民の期待を背に勝負へと挑みましたが、3連覇とはならずメダルさえ獲得できませんでした(リレーを除く)。
にもかかわらず、北島選手へ賞賛の嵐が巻き起こっています。 それは北島康介という人間性からではないでしょうか。
ゴール直前で自分を抜き去り、僅差で銅メダルに輝いた立石選手を抱きしめ祝福する姿。 インタビューでは悔しさをかみしめながらも立石選手を素直に讃える北島選手は、とてもすがすがしい姿に感動、未だに心に残っています。
北島選手は東日本大震災の被災地に足を運び、被害にあった少年達に勇気を与えました。 また、被災地の少年50人を招いて水泳教室を開いたこともありました。
試合後その少年達がテレビのインタビューに対し、すごく頑張ってくれた、また勇気をもらったと北島選手に拍手を送っている姿を見て、胸が熱くなったのも事実です。
見返りを求めるわけでもなく練習の合間を縫って被災地に出向き、未来のエースたちを励ます北島選手の人間性が試合後のインタビューにも現れていたのでしょう。
最後に「さらに水泳が好きになった」という言葉に思わず拍手を送ったのは、私意外にもたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
400メートル メドレーリレーに北島選手が選ばれたという報道がありました。 最後の種目、いつもの北島選手らしく素晴らしい泳ぎを見せてほしいものです。
頑張れ!北島康介!
■記事提供元サイト きれいに年を重ねるために~私のエイジングケア~