23Aug
京都の夏の風物詩と言えば、川床ですよね。 鴨川と貴船の納涼床が有名ですが、私が行ったのは京都の奥座敷「貴船」です。
料理旅館の喜らく(きらく)は、タクシーの運転手さんにすすめられて訪れました。 行ってみて思ったのですが、絶対貴船の方がおすすめです!
緑豊かで、涼やかな風が通り、賑やかな京都市内とは、また別の風情があります。 汗がスッ・・とひいていきます。
到着した時間が少し早く、お昼には間があったので、席についたのは私達が一番でした。
写真やテレビで見ていても、やはり現地では見るもの全てが珍しく、床の赤い敷物と、まんまるい提灯、天井にかかる簾。そこからお日様の光が漏れてくる光景は、今でも鮮明に覚えています。
川のせせらぎがまた耳に心地良良くて、不謹慎ですが、ココでお昼寝できたらどんなに気持ちいいだろう・・と思いました。
床の真下は、当然ですが川が流れているので、床のすき間から手を入れてみました。 ひやっと冷たいです。貴船の気温は晴れていても25度前後ということなので、夏は過ごしやすいですね。
さて、いよいよ会席料理が運ばれてきます。そうめんや天ぷらなどはお決まりですが、メインは「鮎塩石焼き」です。 焼いた黒石の上に盛り付けられていました。これがないと川床をいただいた気にはなれませんね。
喜らくはちょうど「貴船神社」の真下にあって、食事を終えた後は、皆さんお参りするようです。 貴船神社は、和泉式部も訪れ祈祷したといわれています。
長い階段の脇を並ぶ赤い灯篭が美しく、とても印象的でした。 もちろん、私もお参りしてきましたよ^ ^
「良いご縁がありますように・・」と。
■記事提供元サイト 楽天市場で買ったちょっといいもの