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南京錠で永遠の愛が手にはいる?


愛の南京錠(なんきんじょう)をご存知でしょうか?
 
南京錠とは小さなハンドバックのような形をしたロック。上にU字型の金属がついていて、下は四角い箱です。
 
錠をかけるときは、U字型の金属の浮いているほうを下の箱にカチっとはめ、開けるときは、専用の鍵を底から差し込み回します。
 
バイクや自転車、スーツケースなどに使われることが多いでしょうか。
 
たいてい小さくて可愛いロックです。
 
さて、愛の南京錠というのは、箱の部分に恋人同士がお互いの名前や、愛の誓い、日付などをマーカーで書いて、橋のらんかんにカチっとはめ、鍵は下を流れる川にぽーんと捨てるという、いわば愛の儀式。
 
こうして、永遠の愛を誓ったり、願ったりするのです。
 
錠は、橋だけでなく、門や、フェンス、モニュメントなど、公共の施設にかけます。
 
特にフランスのパリは、世界各国のカップルが新婚旅行で訪れるせいか、セーヌ川の橋のいくつかは、この愛の南京錠でらんかんがぎっしり埋まっています。
 
「ロマンチックね~。」
 
「若い二人の未来を応援したいよね。」
 
「幸せになるといいね。」
 
わたしのまわりでは、愛の南京錠のことをこんなふうに言う人達がいます。
 
でも、でもね。
 
セーヌ川の身になってほしいと思います。南京錠の鍵はとても小さいのですが、それがどんどん投げ込まれるんです。
 
これって、ポイ捨てと同じじゃないですか?
 
橋のらんかんにぎっしり鍵がぶらさがっているのは、見た目もよくないし、第一危ないです。
 
だから、私はこの手の行為に反対なのですが「夢のないおばさん」という目で見られています。
 
愛の南京錠をかける現象は、誰が始めたのか不明です。1990年ごろから世界規模で始まりました。パリだけでなく、ヨーロッパ全域、台湾や日本でもあります。
 
この南京錠がけをモチーフにした伝説まで生まれる始末。
 
自治体やその建物の持ち主はぎっしりかかっている錠を、あまり好ましく思っていません。
 
わざわざはずしている自治体もあります。もちろん税金を使って。
 
また、公共施設に南京錠をかけてほしくないので、そのそばに南京錠をかける専用のモニュメントや場所を提供しているところもあります。
 
古い建物がたくさん残っているパリ市も「自分たちの建築遺産に損害を与える行為」と、声明を出しています。
 
一方で、この現象をビジネスに取り入れている人たちもいます。たとえば、南京錠を売っている、セーヌ川のそばの土産物屋。
 
あるいは、ハート型のモニュメントを作り、新郎新婦が南京錠をかけるのを、結婚式の演出として提供している結婚式場。
 
もしかしたら、すべては、南京錠メーカーが思いついたことなのでしょうか?
 
神社の願かけと同じなのでしょうが、愛は努力して育てるもの。鍵だのみでは手に入りません。
 
■記事提供元サイト:フランス語の扉を開こう~ペンギンと
 

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