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信長最大のライバルとは?


信長の最大のライバルは誰といわれたら?
 
武田信玄? 上杉謙信?
 
最大のライバルは石山本願寺を本山とする一向一揆ではないでしょうか?
 
一向宗は、ひたすら念仏を唱える念仏信仰です。戦国時代には石山本願寺のもと、門徒は一向一揆に加わります。
 
一向一揆の事例としては、約100年自治を行った加賀一向一揆、徳川家康と戦った三河一向一揆でしょう。
 
永禄11年(1568)織田信長が上洛した当時の石山本願寺は、戦国大名に劣らない力を持っていました。
 
信長は本願寺に軍資金の提供を要求、門主の顕如はその要求に応じますが、
次第に信長と顕如は対立していきます。
 
元亀元年(1570)9月、石山本願寺の明け渡しを命じられた顕如は、信長と対決します。
 
顕如は、「仏敵信長」と戦うよう全国の門徒に向けて指示を出します。
この結果、各地の門徒は大規模な一揆に走ります。
 
こうして一向宗と信長の11年間に及ぶ戦い(石山合戦)が始まります。
 
顕如は信長との関係が悪化した足利義昭、三好三人衆、さらに浅井長政、朝倉義景とも連携、見事な信長包囲網を作ります。
 
伊勢長島では一向一揆が蜂起、一揆軍は信長の弟・信興が守る古木江城(愛知県安西市)を囲みます。信長は援軍を出すことができず、信興は自害します。
 
信長は元亀2年(1571)長島の一向一揆を攻撃しますが、一揆勢のゲリラ戦にあい、織田軍は撤退。
退却時には大きな被害を出すという結果に終わります。
 
信長は包囲網の中で動けず、本願寺とは休戦状態に。
 
天正元年(1573)、強敵・武田信玄が死去します。信長が足利義昭を追放、浅井氏・朝倉氏を滅ぼしたことで、本願寺は劣勢となります。
 
信長は第二次長島攻めを行いますが、再び一揆軍の奇襲を受け、侵攻に失敗します。
 
本願寺は三ヶ所の拠点に分かれて対抗していたので、信長は各拠点を制圧していきます。
 
天正2年(1574)7月、信長は第三次長島攻めを決行。8万人の大軍を率いて、海と陸から長島に侵攻します。
 
3ヶ月間一揆勢は抵抗しますが、最後は織田軍に制圧されます。
 
天正3年(1575)長篠の戦いの勝利後、信長は越前に出兵、越前の一向一揆を制圧、加賀の南部にも攻め込みます。越前は信長の支配地となります。
 
信長に拠点二カ所が制圧されたことで、顕如は信長と和睦します。
 
天正4年(1576)、顕如は足利義昭と結び、再度信長に対し挙兵します。
 
石山本願寺を攻撃した織田軍は、本願寺勢に囲まれ劣勢となります。信長が救援部隊を指揮、本願寺勢は敗走し織田軍が勝利します。
 
水陸から本願寺を兵糧攻めにした織田軍ですが、毛利水軍と村上水軍が本願寺を助けます。
 
これを阻止するため織田水軍は戦いますが、毛利水軍の焙烙玉(ほうらくだま)と雑賀衆の炮烙火矢(ほうらくひや)の攻撃で、織田水軍の船は炎上します。大混乱になった織田水軍を尻目に、本願寺への兵糧を運ぶ毛利水軍でした。
 
信長はこの敗北で水軍の重要性を痛感します。
 
 
信長は九鬼水軍の九鬼嘉隆に命じて「燃えない大型戦艦」を建造させます。船は鉄板で覆われ、大砲を装備していました。長さ22メートル、幅12メートルの巨大な鉄甲船が完成します。
 
鉄甲船の詳細は不明ですが、大型の大砲三門と多数の鉄砲を備えた軍船はポルトガル人の宣教師オルガンティーノを驚かせたと言われています。
 
天正6年(1578)6月、九鬼嘉隆は鉄甲船6隻を率い、滝川一益が大型船1隻率いた船団が熊野浦を出港します。
 
多数の小舟で攻撃する本願寺側ですが、九鬼嘉隆は大砲で一斉射撃を行い、簡単に敵を撃退します。
 
11月、600隻の毛利水軍が大阪湾に姿を現し、織田水軍と対決します。毛利水軍は焙烙玉や炮烙火矢で攻撃しますが、鉄甲船の砲火には敵わず、毛利水軍は引きあげます。
 
大阪湾が信長に支配されたことで本願寺は孤立し、信長は勝利に近づきます。
 
天正8年(1580)3月、本願寺は降伏、講和に応じます。
 
石山本願寺を明け渡すことが講和条件の中に入っていましたが、後継ぎの教如が信長との対決姿勢を変えないため、顕如と教如が対立します。
 
最終的に教如も本願寺を後にしましたが、明け渡し直後に本願寺は出火、全ては灰となります。教如が放火したという説もあります。
 
11年の長期に渡った石山合戦は終わります。
信長は最大の難敵本願寺を降伏させ、天下統一に近づきます。
 
天正10年(1582)甲斐の武田勝頼を滅ぼした織田信長は、中国の毛利征伐に向かいますが、本能寺にて自刃。
 
本願寺と講和して2年後のことでした。
 
■記事提供元サイト:日本史なるほど見聞録
 

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