2Jan
リラックス、この対照には、緊張やストレスが挙げられるでしょうか。
だれもが抱えているストレスは、溜まっていくと、本来人間が持っている自然治癒力の妨げになります。
ストレスは、十分な睡眠をとり、規則正しい生活をすることで、発散、解消されるものですが、現代人にはいずれもむずかしいことですね。
毎日遅くまで仕事をして、家では寝るだけ・・という生活の人も多いでしょう。
そのような生活の中でも、家にいる時間、リラックスできる環境をつくって、自然治癒力を高めましょう。
私たちが持っている、「みる」「きく」「さわる」「かぐ」「あじわう」という、五つの感覚機能をフルに発揮して、リラックスできる環境をつくることができます。
*視覚
個人的好みはありますが、人がリラックスしやすいのは、自然に近い色、グリーンや茶系です。
木目の見えるような板壁か、それに近い色が理想です。
真っ白は、清潔感はありますが、不安感や孤独感をまねくこともあります。
*聴覚
音楽が心身に与える影響は、注目されています。
「音楽療法」と呼ばれるもので、病気の種類によって、どんな音楽が適しているのか、わかるようになりました。
誰もが自分の好きな音楽を聴くことで、心が楽しくなりますね。
*触角
人や外の世界とふれあう感覚は、心身に影響します。
夫婦、親子、恋人など、身体的にふれあえる人がいない場合、不安に感じ、病気になりやすい、というデーもあります。
人とふれあうこと、あるいはそうしたふれあいを、イメージしてみることがたいせつです。
*嗅覚
香りも心身の状態と大きな関わりがあります。「アロマテラピー」の「芳香治療」は人気ですね。
不安を和らげるラベンダー、鎮静させるジャスミンなどはよく使われます。
自然の中の香りが、リラックス効果を高めるようです。
*味覚
理想は、季節の新鮮な食材でつくったお料理を、家族と一緒に楽しく、ゆっくり、リラックスして味わうことですね。
自然の秩序に合った食事は、心身に大きな影響をあたえます。
一人の食事でも、旬のものを選んで食べるなど、できる範囲でやってみましょう。
五感を効果的に使って、リラックス環境づくり、できそうなことから、はじめてみませんか。
■記事提供元サイト:老けない~こだわり美肌・美ボディへの道