16Aug
今が旬の真っ赤なトマト、美味しいですね(^^)
私たちの食卓に欠かせないトマトですが、原産国はペルーなんです。
日本に入ってきたのは260年も前だと言われています。
当時のトマトは酸っぱくて、黄色いものだったそうです。
それは当時のトマトのほうがβカロティンが多かったからなんですね。
戦後の食文化の変化に伴って、リコピンの多い赤いトマトが多く作られるようになりました。最近は栽培される品種が増えていますが、主流はやっぱり赤いトマトですね。
この赤いトマトって、実は物凄いスグレモノなんですよ。
まずは、体内でビタミンAに転換するβカロティンとビタミンC、ビタミンE、そして、近年注目されているのは、何といってもリコピンです。
このリコピンはトマトの赤い色を作っている色素成分です。
これは抗酸化作用のある成分で、なんと、お肌に蓄積してくれるんですよ(^^)
カゴメの研究では、紫外線の害から肌を守り、コラーゲンの量を増やしたり、メラニンの生成を抑える事が分かったそうです。
角質層の新陳代謝を促進してくれるから、シワを軽減する作用もあるんです。
内側からの美肌・美白効果ですね!
リコピンの効果はお肌だけではないんですよ、
肝臓や腎臓にも蓄積して、その抗酸化作用を発揮してくれるんです。
お肌にも内蔵にも蓄積するから無駄がなくていいですね(^^)
美味しくて、たよりになるトマトですが、効果を得るには、大きめのトマトで2個、ミニトマトだと10個程度を一日に摂ると良いようです。
食べられない量ではないですね、でも、リコピンは油と一緒に摂ったほうが吸収がいいんです。
だから、オリーブオイルと合わせたイタリアンは理想的なんですよ。
ただ、売っているトマトは青い時に収穫したものを、
赤くなるまで追熟している場合が多いので注意が必要です。
リコピンは太陽を一杯に浴びた時に増えるのです。
最も安定して、さらに効率的にリコピンを摂取できるのは、缶
詰めかトマトジュースということになります。
トマトジュースなら、1日1本、缶詰めなら、1日に1/2缶摂ればいいんです。
トマトの缶詰にオリーブオイルと塩、砂糖を加えて少し煮詰めると美味しいトマトソースが出来ます。
ニンニクやバジルでバリエーションも楽しめますので作っておくと便利です。
パスタはもちろん、チキンやサバなどのグリルにも良く合いますし、煮込み料理にも使えます。
美味しくて栄養たっぷり、美肌、美白効果もバッチリのトマトを活用して、アンチエイジングに励みましょうね(^^)
■記事提供元サイト:50代からの「ホントの綺麗」