3Sep
9月3日は何の日か知っていますか?
「ぐっ(9)すり(3)」の語呂合わせから
「秋の睡眠の日」とされています。
「秋の」というのは、別に「春の睡眠の日」もあるから。
「春の睡眠の日」は。World Association of Sleep Medicinが
制定したWorld Sleep Dayにあわせて3月18日となっています。
世界の平均から見ても、日本人の睡眠時間は短く、
「睡眠不足」に悩む人が多いという統計があります。
「仕事中、耐え難い眠気に襲われることがある」
「気づいたらウトウトしているときがある」
忙しい現代人にとって、これは共通した悩みかもれません。
でも、ただでさえ山積みな仕事を前に、
眠気で能率が落ちてしまっては大変!
望まない残業を増やして帰宅時間が遅くなり、
余計に就寝時間が遅くなって疲労が蓄積する
といった悪循環になる可能性があります。
そんな悩みを抱えるあなたが知っておくと良い
「仕事中の眠気をサッと解消する方法」
を教えてくれるのがこちらの1冊。
『脳も体も冴えわたる 1分仮眠法』
(坪田聡・著/すばる舎リンケージ)
著者の坪田聡さんは、日本睡眠学界に所属する医学博士。
睡眠の質を向上するための普及活動を熱心にされている先生です。
本書では、睡眠のメカニズムをわかりやすく解説しながら
効率の良い仮眠の取り方を教えてくれています。
「1分間仮眠法」のやり方は簡単。
深く椅子に腰掛けるか、机に突っ伏すなどして、
からだの力を抜き、1分間軽く目を閉じるだけ。
人間は情報の約8割を「視覚」から得ているため、
目を閉じて情報をシャットダウンすることで
脳のクールダウンにつながるのだそう。
「仮眠」ですから、熟睡する必要はないのです。
あくまで目的は眠気でボーっとした頭に
「集中力」を取り戻すこと。
1分間のクールダウンを差し挟むことで、
脳本来のパフォーマンが徐々に回復するそうです。
騙されたと思って試しにやってみましたが、
あら不思議!目を閉じただけなのに、
なんだか1分前より視界も頭もクリアになった気が。
たった1分間とあなどれません。
1回で足りないときは、間を置いて何回か
やってみると徐々に眠気が消え去っていきます。
コツは眠気を感じ始めたらすぐに目を閉じること。
長く目を閉じすぎないこと。
(携帯のアラームをバイブモードでセットすると
寝過ごしません)
「眠気」は溜め込んでしまうと解消するのに
より多くの時間がかかるようになると坪田先生は言います。
基本は「仮眠」がいらないくらい、
夜にたっぷり熟睡すること。
ですが、なかなか思うように睡眠時間がとれない
忙しい日が続くときには「1分間仮眠法」を活用して
眠気をコントロールして乗り切っていきましょう!
■記事提供元サイト 幸運と癒しのbookカフェ