25Apr
最近、実家の近くに引っ越してきました。
たまの帰省ならそんなに気にすることもなかったのですが、夫も頻繁に出入りするようになったらモノであふれかえる実家が恥ずかしくなり思い切って片づけることにしました。
個人的なものは難しいので、物置状態になっている子世帯の玄関からとりかかりました。
もともとは祖父母世帯、父母世帯と分かれていたのですが内階段でつながっているので2階の玄関は使わなくなり、物置になってしまいました。
靴箱の中に靴は1足も入っていなく電球やレジャーシート、アルトリコーダーなど何故靴箱に入っていたのかも不明。
そして、靴箱に入れられなかった靴を置くためにさらに棚が設置され、悪循環に。
母の許可をもらいこの玄関の片付けを始めたのですが、、、初日から喧嘩勃発。
原因は、玄関上に置かれていた木箱の中からみつかった大量のはさみ。
はさみ4本、カッター2本、替刃、カミソリ、ペンチなどなど。
他にもはさみはあるので捨てると伝えたら「使うからとっておいて」と。
理由は「あちこちにはさみがあると便利だから」
なんとか捨てさせようとあれこれ言うのですが最後には「いいから捨てないで!」と怒ってしまいました。
喧嘩しながらも綺麗になっていく玄関。
他の部屋や冷蔵庫の中をちょこよこ片づけていくこと2週間。
ん?と気づいたことが!!
・お風呂にたくさんあったシャンプーボトルが整理されている。
・車庫に溜まっていた資源ごみが捨てられている。
・PC周りの書類がなくなっている。
気にはなっていたけど、あまり言い過ぎると気を悪くするかもと言っていなかった場所が綺麗になっていました。
「元気なうちに、自分で終活してね。」と口を酸っぱく言ってきたのが効いてきたのか、片付いたところを見て他が目につくようになってきたのか。
思いがけない反応が母に起こっているようです。
出入りのできる快適な玄関。食品がすぐに見つかる冷蔵庫。母も片づけによる心の変化を感じているはずです。
やっていて感じたコツとしては
・誰のモノでもない場所から
・どうする?使う?捨てる?どこに置く?と毎回聞く。
・同じ使い道のモノがあれば並べて、その中から残すものを選んでもらう。
・ゴミ袋はちょこちょこ捨てず、山のように積み上げる。
部屋の一角にゴミ袋が積まれているのは邪魔ですが、いらない物がこんなにあったんだと目で見て分かることと、一気に捨てた時の爽快感はたまりません。
片付けの連鎖はある日、突然訪れます。
親なのでついつい口調も厳しくなることもありますが、何故ためてしまうのか、何故捨てられないのか会話しながら親と向き合ってみましょう。
■記事提供元サイト名:程よい暮らし