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ペットを食べたことがありますか?


息子が飼っていた雄鶏のことです。
 
中学3年の時に3羽の鶏を飼いました。
一羽が雄。2羽が雌です。
 
5月、我が家のかわいい家族になりました。
ピヨピヨ鳴くひよ子でした。
 
 
約1か月半は、家の中で、保温器をつけて育てて
6月の半ばには、庭に簡単な鶏小屋を建て住まわせました。
 
ひと坪の彼らの新居です。
 
 
初めて卵を生んだのは8月。
家族みんなで喜びました。
 
それからは、毎日、毎日、生んでくれます。
しかも、有精卵です。
 
こんなにおいしい卵を、食べられることの幸せ。
感謝しています。
 
毎日、小屋の外に出して、伸び伸びと遊べるように
自然に生えている草を食べたり
脚で土を掘って、虫を食べたりして
自由に育てました。
 
 
それぞれ名前もつけましたよ。
 
人がいると近付いてきて
餌をねだったり、服をつっついたり
後ろからついてきたり
かわいい家族です。
 
 
でも、ひとつ問題が出てきました。
 
それは、雄鶏のこと。
 
早朝(夏場は3時ごろ)から
 
コケコッコー!!
 
と、雄たけびを上げることです。
 
田舎暮らしとはいえ、近所には家が並んでいます。
 
夜、雄鶏を段ボール箱に入れたりもしました。
 
朝、雄たけびを上げることができないように、
首が上に伸ばせないようにするためです。
 
でも、あまり効果はありませんでした。
早朝に、コケコッコーの雄たけびは、響き渡ります。
 
 

さらに、もうひとつの問題。
 
それは、人に向かって、飛び蹴りをするようになったこと。
 
飼い主の息子にだけは、従順でしたが、
他人には、容赦なく、蹴りをいれます。
 
 
体も大きいので、飛び蹴りをされたら
転びそうになります。
 
そして、蹴られたところは、青あざになります。
 
私も、何度、蹴られたことか。
 
不意を狙ってくるので、とても怖い雄鶏になってしまいました。
 
 
決断を迫られる最悪な事が起きました。
 
近所からクレームが来たことです。
 
老年の人たちは、鶏を懐かしがってくれましたが
サラリーマンの年代には、悪評でした。
 
何せ、一番眠い時に、
あの、雄たけびで、起こされるのですから。
たまったものではないですよね。
 
 
ここで、飼い主の息子が出した結論。
 
 
それは、
 
雄鶏を絞めて食べる
 
ということ。
 
 
残酷でしたが、飼い主が決めたこと。
 
 
さすがに、絞めることと解体は、食肉加工所があったので頼みました。
 
私は、涙を流しながら、雄鶏を段ボールに入れました。
ごめんねと、心の中で何度も言いました。
 
 
そして、加工所に運んで行きました。
 
 
雄鶏は、そんなことも知らずにいるのです。
 
人間の罪深さを、こんなにも感じたことはありませんでした。
何も出来ない自分が悔しくて。
 
 
今までスーパーに並んで当たり前のように買って
食べていた鶏肉は、こんなにかわいい命なんです。
 
 
おかげで、人生観が変わりました。
 
 
いままで、何気なく、口先だけで言っていた
 
「いただきます」
 
は、こういう意味なんですよね。
 
 
肉となって家にきた雄鶏。
 
 
大事に
 
大事に
 
いただきました。
 
 
昔は、そうやって自給自足の生活をしていました。
 
命の大切さを、日常的に感じていたのですね。
 
 
あの雄鶏がいたおかげで
 
食べ物に対する意識が変わりました。
息子たちにも何かしら影響を与えたと思います。
 
無駄な命ではなかったよ。雄鶏くん ありがとう。
 
 
ペットは家族の一員です。
 
縁があって出会えたおかげで、どんなに癒されてるか
毎日、感謝しています。
 
 

雄鶏は、いなくなりましたが、
 
2羽の雌鶏は、今日も元気です。
 
■記事提供元サイト:健康食品で差がつく生活

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