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少年の気持ちに寄り添いたい。あなたにも出来る人の心の灯になれる方法とは


私は今、週に何日かコンビニで夜勤のアルバイトをしています。
 
そこに時々、去年まで小学生だった男の子が深夜1時、2時に来ることがありました。
 
最初、「 親が仕事で疲れて、タバコを買ってきてと頼まれたので、タバコください 」と来たのです。
 
私は昼間、何度かご家族と一緒に来ていたことも知っているので、少し違和感を感じながらも、タバコを買いに来れないくらい疲れているのならと2度くらい売ってあげました。
 


でも、三度目に深夜3時頃に来たときには、タバコを買いに来たわけじゃありませんが、あまりに深夜によく来るので気になりはじめました。
 
私は学校の先輩にタバコ買ってこいと言われて来てるんじゃないかな?と思って、彼のことが心配になったのです。
 
法律的に禁止されている未成年の喫煙をとがめる気持ちより、こんな深夜にコンビニに来たくなるような少年は、何か満たされない気持ちがあるのではないか?と思ったのです。
 
 

というのも、私自身が10代の頃、深夜に人々が寝静まった頃、自由になれた気がしたからです。
 
深夜ですからほとんど人はいません。誰にも何も言われない、広い道路を縦横無尽に走り回っても誰にも変な目で見られない。
 
人を目にすることもありませんから、人と比較して挫折感を味わうこともありません。
 
そんな時に本当に自由を感じたのです。
 
でも、それは誰にも自分の気持ちを理解してもらえないという孤独感や挫折感があったから、その孤独感や挫折感を癒そうとして夜になると気持ちが高ぶっていたのです。
 
 

だから、私は少年も家庭でお父さん、お母さんとの関係がうまくいっていないのではないかと思い、翌日、学校に電話しました。
 
「彼のことが心配です。先生の方からそれとなくご両親に家庭内での関係はうまくいっているか聞いてみてもらえませんか?決して、彼を頭ごなしに叱らないでくださいね」と。
 
すると、何日かして教頭先生が本人確認のために、生徒アルバムを持って私の自宅までいらっしゃいました。
 
 
電話である程度の特徴を伝えていましたから、先生方も察しがついていたらしく、アルバムを開いて「この子でしたか?」と指差した生徒は、まさしくその少年でした。
 
話を聞くと、その少年は最近、授業中も眠たそうにしていることが多いらしく、担任の先生も「ちゃんと寝てるのか?」と心配されていたそうです。
 
教頭先生も頭ごなしに叱らないことを約束してくださり、帰られました。
 
 
それから、何日かして深夜3時頃でしょうか。彼がカップヌードルを買いに来ました。
 
その時に私は言いました。
 
「学校の先生に何か言われた? 私は君のことが好きだから、君のことが気になって学校の先生に気持ちを聞いてあげてもらえませんかと報告したんだよ。」
 
「頭ごなしに叱らないであげてくださいねってお願いしたから、怒られなかったやろ?」と聞いたら
 
「親からものすげぇ怒られたっす・・・・」と、その彼は言いました。
 
 
なんとも言えない気持ちになりました。
 
もし、ご両親が「どうしてそんな深夜に出かけたくなるの?何か気持ちが満たされないの?」とか優しく聞いてあげられたら、そこから彼の満たされない気持ちも癒されていくのに・・・
 
頭ごなしに叱って矯正させようとしても、ますますそんな家に居心地の悪さを感じて、その行動が拡大するのに・・・
 
そんな残念な気持ちになりましたが、ご両親も気持ちを尊重されることなく、叱って矯正されて育てられたのでしょう。
 
人は育てられたようにしか対応できないので、仕方ありません。
 
 
ですが、そのように気持ちを聞かれることなく、頭ごなしに叱って矯正されることに慣れてしまうと、どんどん自分の感情に鈍感になります。
 
自分が何を感じているかわからなくなるんです。
 
なぜなら、自分の気持ちを正直に言っても聞いてくれないし、こうしなさいと叱られる通りにやっていれば認めてくれるので、自分の気持ちを大切にすることより、人に認められることに意識がシフトしていくのです。
 
ですが、ありのままの自分を認めてもらえない満たされない気持ちは、深いところでどんどん大きくなります。
 
それが、色々な問題行動と言われるものになります。
 
だから、結果として表れている問題行動を矯正しようとしても意味がないんです。
 
 
私もそういう家庭環境で育ちました。ですから、自分の気持ちには鈍感でした。
 
悩み始めた時、一体、自分が何に苦しんでいるのか、さっぱりわかりませんでした。
 
ですが、自分が感じている気持ちを一つ一つありのままに感じて認めていくにつれ、楽になってきました。
 

 
私は深夜に出歩きたくなる彼の気持ちもわかるからこそ、頭ごなしに怒ることはできません。
 
その寂しさ、つらさがわかるからです。
 
 

最後に彼が店を訪れた時、私は忙しかったので、彼の話を聞いてあげることができませんでした。
 
ですが、今度、彼と深夜に出会うことがあれば、彼に話かけてみようと思います。
 
「怒らないから教えてくれない?どうしてこんな深夜に出歩きたくなるの?」と。
 
 
彼が自分の気持ちがわからなかったら、私の話をしてみようと思います。
 
「おじさんも君ぐらいの時、深夜になると出歩きたくなったよ。それは、こんな気持ちだったよ。君の場合はどうかな?」と。
 
 

もし、家庭の中で職場の中で、許せない人、腹立たしい人がいれば、頭ごなしに怒って、その人を変えようとするのではなく、ご自身がその時、どんな感情を感じているのか感じてみてください。
 
それは遠い昔にあなたがそのようなことをしようとした時に、頭ごなしに叱られ、認められなかった気持ちを、その相手に投影しているだけかもしれません。
 
その時、悔しかったですか?寂しかったですか?悲しかったですか?腹立たしかったですか?
 
その感情は何と言っていますか?
 
時間をかけてじっくり思い出してみてください。
 
 
あなたがその感情に気づいて認めさえすれば、あなた自身が楽になり、結果的に腹立たしい人や許せない人が段々減ってくるのです。
 
あなた自身のために思い出して感じてみてください。
 
ありのままを認められなかった感情は、あなたに見つけられることを静かに待っています。

 

■記事提供元サイト:体と心にとことん優しい美容法
 

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